今週は都立高校の推薦入試があります。私の通っている学校では、今年も去年と同様集団討論は行われず、小論文と面接のみの入試方式となるようです。私は推薦入試を経験しているのでとても懐かしく思います。西高では毎年、小論文のテーマが偉人の言葉となっていて、「次のことばについて、あなたが感じたり思ったりすることを六百字以内で述べなさい。」といったような形で出題されます。ここではあまり長くない言葉からその偉人の伝えたいことを推測し、そこからどう話を広げていけるかという能力を観られているように思います。他の学校と違ってグラフの読み取り等の確立した数字やデータなどを元にしたテーマではないため、慣れないと書くのは難しいかもしれないですが、自分の型をある程度確立させてから臨むとペンがすごいスピードで進むようになります。この自分の型を確立させるというのはどの学校にも通用することだと思うので、これから先、都立高校の推薦入試を受ける人はこういった戦い方もあるというのを頭に入れておくと役立つかもしれません。